2004年
10/23公開
2046 takuya age27,31
役 名: Tak (たく)
役 柄: 小説『2046』の登場人物
※世界公開版では日本人サラリーマンとの二役
キャスト:
チャウ・モウワン
タク
スー・リーチェン
ワン・ジンウェン/wjw1967
バイ・リン
ルル/ミミ
cc1966
slz1960
トニー・レオン
木村拓哉
コン・リー
フェイ・ウォン
チャン・ツィイー
カリーナ・ラウ
チャン・チェン
マギー・チャン
 。。。他
製作・監督・脚本: 王家衛 (ウォン・カーウァイ)
美術・編集: ウィリアム・チョン
撮 影: クリストファー・ドイル、他
音 楽: ペール・ラーベン、梅林茂
レントラックジャパン OST (RECS-00037)
#01 2046 メインテーマ (With Percussion)
#02 シボネー -Instrumental
#03 スウェイ
#04 ザ・クリスマス・ソング (Fast Version)
#05 ジュリアンとバルバラ
#06 シボネー
#07 インタールード I
#08 ポロネーズ
#09 「清らかな女神よ」
   〜歌劇『ノルマ』第1幕より
#10 パーフィディア
#11 2046 メインテーマ (Rumba Version)
#12 ロスト
#13 ダーク・シャリオ
#14 シジフォス・アット・ワーク
#15 デシジョン
#16 ロング・ジャーニー
#17 アダージョ
#18 インタールード II
#19 ザ・クリスマス・ソング
#20 2046メインテーマ
    (with Percussion 〜Train Remix)
配 給: ブエネビスタインターナショナルジャパン
関連書籍: 『2046〜映画「2046」フォトブック完全版〜』
『2046』(ノベライズ)
⇒マガジンハウス
映像販売: 「2046」
レントラックジャパン(REDV-00137)
公式HP: http://www.2046.jp/

同年のtakuya出演ドラマ作品は…
プライド
ハウルの動く城(同時期)
X'smap 〜虎とライオンと五人の男〜
2004/06/15 UP
2004/08/19 加筆(公開日)
2004/10/26 改訂
2004/12/31 加筆(同年作品)
2005/12/14 加筆(映像販売)



インタレポ2004/10/19
2004/10/19ジャストでOAされた2046記者会見レポ。
なるべく忠実に書いてますが、木村くんの発言は「えー…」が多いので、(笑) その部分の大半は割愛しています。多少聞き間違っているかも…?
<木村くんのアップ。黒ストライプのスーツと黒タートル、ロングヘア、下のほうはやや外はね。表情、語り口調ともに落ち着いた感じ>

木村)
 えー、みなさん、おはようございます。木村拓哉です。えー…、ようやくですね、こういった会見というか、こういった形でみなさんにご報告が出来ることを、ホントに嬉しく思ってます。まぁ、今、現在、トニー・レオンさん、そしてチャン・チェンさん、の、同じテーブルにこうやって自分も座れてることを、すごく光栄に思いますし、ホントに、この、まぁ今トニーさんもおっしゃいましたが、5年という、ま・日本…的に考えれば、ちょっと特別な時間を一緒に過ごさせてもらいましたが、とっても、(うなづいて)いい経験が出来たと思ってます。

<トニーに続いて会見場に入る木村くんの映像、説明ナレーション>

トニー)
 エー、コンニチハ。(以下英語通訳)みなさんこんにちは。東京にまたやってきました。非常嬉しく思います。この映画は5年を費やしまして、一生懸命働きまして、 <トニーの方向を見ていた木村くん、ニヤニヤと苦笑い、カメラすかさずアップを抜く> ここでみなさんにお会いできて非常に嬉しいと思います。この映画を通じて非常に面白い経験をさせていただきまして、 木村くん顔を正面に戻して目線を落とし、ニヤニヤ笑いを引き締める。冷静さを装う感じ> この映画の中で、いろんな国いろんな地域の俳優さん女優さんと一緒に仕事をすることができて、非常に光栄に思っております。この機会を借りまして、みなさんにお礼を申し上げたいと思います。

<2046予告編、映画と木村くんの役どころについて説明ナレーション>

記者) 中国で先駆けて公開され、日本で公開される前にヨーロッパにも行かれていたと…。反応は如何だったんでしょうか。

トニー) (中国語訳)基本的にはいろんなところでいろんな反応がありました。特に西洋の世界と東洋の世界はだいぶ映画の楽しみ方が違いまして、西洋の観客のみなさんはですね、どちらかといいますと映画を通じて、いろんな想像をしたり、映画と一緒に自分の独自の2046という世界ををつくっていくことが非常に好きだと。そういう意味では、東洋も西洋も非常に楽しんでいただいているようでございます。

木村) 映画という表現の場に、自分が参加させていただいたのは、そのタイミングとして、えぇ、国内の作品、海外の作品、っていうことでは、僕の中では、はい。あまり、うん…重点は置いていないので、ホントにタイミングとしてこういう機会に恵まれたという形だったんですけど。実際に撮影に参加させていただいて、独特のスタイルだったりとか、いろんな表現方法の違いだったりとか、いろいろな刺激も受けましたし、あとは…そうですね、ホントに、先ほどもちらっと言わせていただきましたが、ホントにいい経験を、さしてもらったと思ってます。得たことと言ったらもう、それは経験ですね。はい。(笑み)

<じっと右斜め前方を見据える木村くん。トニーに向けられた質問なのか? と思うくらいに微動だにせず。まっすぐな視線のまま質問を聞き続ける>


記者) 映画2046で木村拓哉さんは、小説の中である意味トニー・レオンさんの理想の人物、という形で登場されますよね。実際、プライベートなども含めて撮影中のエピソードなども含めて、おふたりがお互いに「いいなぁ」と思うところがあったら教えていただきたいと思うのですが。

トニー) (中国語訳)初めて木村さんと仕事をすることになりまして、この印象はまず非常に彼は順応性の高い方だ、と思っております。 木村くん、手のひらにメモするしぐさ、微笑みながらその手をこする> そして現場では非常に聡明でなにひとつしても、ホントにすぐできちゃうんですね。ホントに感心しました。彼にとっては外国で仕事をすることになりますけれども、僕自身も以前同じような経験がございまして、外国で、見知らぬところで、知らない人と仕事をするって言うのは非常に大変…にもかかわらず、彼は現場で常にフレンドリーで、非常にチャーミングで、ホントにエネルギッシュな方だな、と思いました。

木村) えー…僕、から、見て、そのトニーなんですけど。撮影が始まった当初、…、自分がホントにスタイルの違いだったりとか、ま・自分が、ホントに、まだまだの時…ですね。(首をかしげて)…なんだろうなぁ。ホントにこう共演者という形から、離れたスタンス、まで。トニーがいろんなこう、フットワークを見せてくれたような、すごくあの…モーターフォームで、ま・男性出演者として現場にいるのは僕らふたりだけだったんですけど、ま・その…モーターフォームの中で、僕にとっても気持ちを注いでくれたりとかですね、なんか、落ち着きのない自分に対して、落ち着きを促すような、言葉を投げかけてくださったりとか。とってもホントに、そのときは、トニーの言葉がなかったら、自分はどうなってたか判らないかなぁっていうくらい、助かりましたね。あと、ホントにいろんな作品を拝見させてもらってますし、そういった意味でも、とってもその作品のたびに? きっと脚本に描かれている、モノ以上の、キャラクターを演じている、人なので、僕から見てもとっても、尊敬してますし。はい、人間的にも、一表現者としても、とっても僕は尊敬してる人です。