出逢えた幸運を少しでも誰かにおすそ分けできれば…


と、いうことで。
新之丞さまを目撃された方から投稿をいただきました。
ありがとうございます!!!

なお、こちらへの掲載に当たっては、
ご本人の希望により匿名とさせていただきます。
ご了承ください。

★みやぢ★


2006/02/21@彦根城


これが昨日でも、
明日、明後日、明々後日でもだめだった。
幸運に感謝!!


10時半頃出発。
途中カーブのきついところで、ハンドルがふらつき、
こんなとこで事故を起こしていたら格好の新聞ネタだ、と反省。
約1時間程を走っているうちに、だんだん不安になる。
この前は番協だったから見られたけど、今日はそうじゃないし、
お城の中での撮影だったら、
じっと外でいつ出てくるかと待っているだけかも・・・と
それに、この前、
撮影のじゃまになる行為は辞めて欲しいと書かれてたっけ・・・
ひきかえそうか・・・・

いや、とにかく、行くだけ行こう・・・


お城のまわりにはぐるっとお堀があり、
内堀と外堀の間にある第1駐車場に着く。いっぱい。
第2へ行く途中、人だかりが!みんな資料館の階段を見つめている。
ここか。
とりあえず、路駐の列に止める。
たくさんの人がもどって来る。
終わった?
ロープを張られた中に入ると、
資料館の階段を下りたところには湘南ナンバーのバスと黒い車が。
衣装の箱もある。

「青空になるのを、待つんだって。1,2時間はかかるね。」
とたくさん帰っていく。
どうやら、まだらしい。
11時半頃。今日はコート類を持たず薄いジャケットだったのを後悔。
よりにもよって・・・
車を第2駐車場に入れる。トイレでカイロ2個を貼る。(失礼)
寒いのでコーヒーでも買いに行こうかと、道沿いに歩くと、
資料館の裏はすぐ外堀でそれに沿って細い歩道がついている。
そこに、クレーンのようなものや、
生け垣の上に白い布、テントなどなど・・・
歩道にはたくさんの照明などのスタッフ。入り口には、誘導のスタッフ。
その入り口で、まず写真を撮る。
まだ役者さんが誰もいないからか、何も言われない。
そこにしばらくいて、誘導の人たちの話や他の人の質問を横で聞く。
・本当はおとといから来ていて、
 昨日が撮影だったけど雨で今日になった。
・青空待ちで、もし晴れなかったら、明日は無しで、
 ここでの撮りはなくなるか、別の日になるかわからない・・・
・来ているのは拓哉くんと子役の子どもだけらしい。
・ここの堀端の歩道で、撮影をするのは確実。
 桜の木に1本だけ葉っぱが下の方につけてある。
こんなの晴れるわけないよ・・・と、やや、帰りたい思い。
せっかく来たけど、風邪ひくわけにいかないしな・・・


と、突然、山田監督???

そんなわけないか。でも似てる・・・そこへ女性がかけより
「山田監督、いっしょに写真を撮っていただけますか?」
何にも言わずに、歩道の方へ曲がってテントの中へ!
うわ、本物だった!!

寒い中監督も待っている。
そうこうしていると、少し太陽が見えてくる。
子役が3人歩いて来て、歩道に入る。
さっきの桜の木の根本にお堀に足を出して腰掛けた。

始まる!!
着物を着た人が4人ほど来る。


歩道の入り口から、
さっき人がたくさんいた場所に移動するように言われる。
そこなら、資料館から階段を下りてくる拓哉くんが見られるという。
他の人はみんな資料館からの200メートルほどのところを歩いてきたが、
拓哉だけは階段を下りたら、さっきの黒い車に乗って、
歩道の入り口までくるそう。

またひといき待つ。
12時50分頃。階段を真横から見る位置に移動。
拓哉出てくる。
歓声が上がる。
細い。
スマスマで昨日見たときも思ったけど、
それよりさらに細くて
あごのラインがくっきり
首まわりが細い
裃(?)姿も凛々しく
全体に身体が薄い
白い
美しい!!!
すぐ横を歩く人が、閉じた大きなパラソルを持っていて、見にくい
これじゃ、海賊入場のときの二の舞だ。
正面から見えるところへいけばよかった。

(パラソルを持った人が、拓哉が出てくる前、
「撮影は止めて下さい。
そうでないと私が木村さんを傘でかくさなくてはならなくなります。
どうぞ、ご理解ください。」
と言われていた。それでみんな見事に守っていた。)

車に乗った拓哉がそばを通る。
歩道の入り口で車が止まり降りる。
撮影開始。
何度も、歩道を行き来、
私の見ている方から右手(歩道の入り口側)に監督が立っている。
そこから左手に向かって歩き、
釣りをしている3人の少年のそばにしゃがみ込み、
少し話した後、また、左手へ歩いていく。
そのうち老人らしき人が後をついて歩くようになる。
合間にスタッフと話し、監督と話す。
あ、笑ってる!笑っていることが遠目にもわかる。
視力に感謝!!
そして、大きく右手を挙げて振り下ろす動作を何度かしながら、
また笑う。

歩道に拓哉が着いてすぐは止められなかったが、この頃から
「撮影しないで下さい。
それと、音声も録っているので大声をださないこと、
このことを守ってもらったら、このまま見ていていただけます。
どうか、御協力下さい。」
と頭を下げられる。守らないわけにはいかない。

ちょっとそれまでと様子が違うと思ったら、
右手から歩いて行って、子どもの横に座り、話したかと思うと、
石を堀の水面に投げつけた。(さっきの動作はこれか・・)
立ち上がり左手に歩いていく。その後ろを老人がついていく。
歩きながら、右手で左にあるお堀へぽーんと石を2回投げ込む。
端まで歩く。
それが、ひとつの流れらしい。
左手端にあるモニター?
(よく、撮ったものをチェックしているちいさなTVみたいなもの)
を拓哉と、監督が並んで見ている。



こうして、確かめて撮っているんだ・・・
この繰り返しを、場所をかえる度、何回もやっているんだろう・・・
エンジンのときも感心したけど、それよりもはるかに丁寧そう・・・

1時15分、タイムリミット。

2時頃には終わると聞いた。
と、近くの人が言ったが、
拓友が3時頃出てくるので確かめようと
誘導の人に聞くと、「日が落ちるまででしょう。」
と、3人とも同じ答え。

車に乗って帰る。

午後4時、友だちからの電話によると、
「着いたときには、もう、片づけ中で、
あまりにもたくさんの人が集まって出待ちをしているので、
ダミーの人が出てきて、その間に違う出口から帰られたそう・・・。
でも、撮影場所もよくわかったし、出待ちのわくわくも味わえて、
来てよかった。今から帰るね。」とのこと。
(ごめんね・・・私ばっかり見られて・・・)


という、こんな一日でした。
お昼ご飯を食べる間もなかったけど、全然お腹がすかなかった。
コンサートのときと同じだね。
これが毎日続いたらやせるんだけど・・・


全体にマナーもよく邪魔をせずに見ていたと思うんだけど、
どうぞ、拓哉くんが不快な思いをしていませんように・・・
と後はそれだけ願っています。
去年はつよぽんがこのお城に来てたのですが、知ったのは翌日でした。
また、きてくれるといいな・・・

太秦に来ないってわかってがっかりしたけど、
もしかしたら1回くらいは来るかも・・
と実は望みは捨ててなかったのです。

強い願いはかなう!!です

長いへたな文を読んで下さってありがとう!!!


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